映画デスノート

最近また狂ったようにＤＶＤを衝動買い。
といっても、ここ最近映像関係をちゃんと見れてないので
レンタルやら、ＤＶＤやらと、気になっていたものはみようと思ったのですよ。

先日はアニメの『フルメタル・パニック』を
出ているをシリーズ全部視聴！
大いに笑わせてもらい、楽しませてもらいました！
好きな人にとっては今更なんでしょうけどね（＾＾；
でも面白かったです！キャラも良いし、テンポや転回も軽快、痛快で
ちょいと辱めな王道シーンもありますが、ノリ突っ込み系のラブコメ
が大丈夫なら楽しめると思います。
まあなんせ作画がかなりいいです。
最近、同製作所の作品『涼宮ハルヒの憂鬱』も観ましたが、
絵が良いだけでなく、シナリオもよく練られていて勉強になりました。

そして、今回は映画版『デスノート』前後編を纏めて視聴！
セットＤＶＤを買ったのですが、最初になんだ？と思ったのは
何かボックスの中に紙が・・・
どうも買ったセットは当りらしく、デスノートの文字がミサの文字で書いてある・・
自慢しましょう的なことが書いてあるのですが・・・
よく解りませんが、自慢します。
ミサミサのデスノだー＼(＾＾)／

・・えっと、作品自体はかなり良かったです！
原作『デスノート』の一番の魅力である頭脳戦を旨く凝縮し、
纏め上げた力は凄いです！
正直あまり良いうわさを聞かなかった前半は、期待していなかった分も含め
ストーリーのテンポや逆転劇の見事さには感嘆です。
作品作りのお手本といえる正統派のサスペンスを見せていただきました。
主人公のライト君が、映画版では少し現代のまじめな子って感じで、
その分、最後の周到な逆転劇に
キャラのギャップが良い様に加算された感じですかね。
作品に関わった監督は既に亡くなられたそうですが・・
この監督さんの作品作り、原作をよく読みこまれた上での
ドラマの設定に、エンターテイメントの凄さを勉強させていただきました。

続いての後編は、見せ場はなんと言っても、ライト君とＬ君との頭脳戦ですね。
原作そのままに生かされた両者の思考は、知っていてもドキドキ物です！
見ていて正直思ったのは、役者というものは兎にも角にも大変だなという事。
『Ｌ』をやられた松山ケンイチさんは、役作りとはいえ
あんなに大量の甘いものを何度も食べられるのは、
男の子としてはかなりキツイのでは・・・と、
心配しながら見てしまいましたよ（＾＾；
ラストにかけての逆転劇も、前作かわらずのお見事さ！

現代的に纏め上げたなと思ったところは、
ライト君が最後には自分までもが、キラに心酔していたという所かな。
正義を語る悪役？はよくいますが、自身に酔うという見せ方ではなく
キラの存在価値への心酔を見せたところは、
これも役者さんの力によるものだなと感心しました。
観終わった感想は、映画版『デスノート』は多くの力に支えられた良作！
と、行った所ですね。
倫理観念などの色々な定義が盛り込まれた感じになり、
漫画のキャラ萌え映画で終わる作品ではなく、エンターテイメントとして
纏められた稀有な作品の一つといえると思いました！

さて・・・まだ観たい映画が溜まってるな・・・（−−；