漫画家のきっかけ・その7

大学受験の方々、センター試験お疲れ様でした!
これからが本番となりますね。
頑張って下さい!応援します!



今日から仕事開始!
昨日の雪が溶け、道路が凍り、みんな来るのが大変だったみたい。
雪は降った後が大変ですね(−−;

恒例の食事会の帰りにもアシさんの一人がこけて、危なかったです。
暫くこういう日は続きそうです。



さて漫画家のきっかけも最後・・になるかな?
最後のきっかけは姉の言葉。


あれはいつだったか、祖父の家からの帰りだったと思います。
その頃の綾峰は、家族からしてみれば、悩んでいるように見えたのかな。
漫画家になるというのはうすうす気づいていたと思います。
まあ漫画は描いてましたし、でもなかなか言い出さない綾峰。


どちらが口を開いたか、もう忘れました。
でも今も残る言葉。


綾峰が始めて漫画家になると伝えたのは姉です。
いつの頃からか、姉には思いのたけを伝えやすかった。
多分、綾峰のことを一番解っていてくれている人だと思います。
そんな姉に
「漫画家になりたいねん。」
と綾峰は言いました。


姉は言ってくれました。
「あんたは長男とかそういうの気にせんで、好きなことをすればええよ。
家の事はあたしがおるし、やってみればええよ。」
いったん言い出したら聞かない綾峰の事は、姉が一番よく知っています。
うんと頷きながらも、綾峰は漫画家になるといった自分が凄く小さく思えました。
姉はその。後言いました
「あたしのも夢があったんよ。はずかしいから人にはよう言わんかったけど、
あんたは夢に向かって、なって欲しい」



それまで最後の線が越えられなかった綾峰の勇気となりました。
体がとても熱くなりました。
少しだけ泣いたかも・・・



綾峰の漫画家になるきっかけ。
これが、背中おを押してくれた言葉。




でも姉の言葉がなかったら、今はどうしていただろう?
今はもう考えられません。
綾峰が落ち込むときにその言葉を思い出します。
辛いときに、もうダメだと思ったときに
最後に思い出すんです。


でもあの時から始まったのです。
綾峰が漫画家になるきっかけとなったのは。


それからは、また色々と大変でしたけどね。
漫画家になるといっても具体的になり方を知らない綾峰。
父様は、自分が家の事情で成れなかったぶん、大学に行って欲しいともいわれましたし
でも大学4年行くより、漫画を4年間勉強したほうがいいと思った綾峰は
すぐに断ったんですけどね。
今はどちらが正しかったかは言えません。
祖母様のつてで、知り合いの漫画家さんがアシスタントの面倒を見てくれるという
お話もいただきましたが、何も描けない不安があったし、祖母様のつては
使いたくなかったのでそれもお断りしました。


母様はそれでは不安だと、漫画の専門学校に通うことを薦め、
ようやく綾峰はその道を見つけて通うこととなります。


ここまでが漫画家のきっかけ、東京に上京するまでのお話です。
記憶を遡っているので、時間経過や、きっかけは曖昧ですけどね。
でもこんな感じ。

今、綾峰は漫画家になりました。
でも、何が正しかったかなんて言えません。
今は漫画を描いていられるけど、まだまだこの先どうなるか解りません。
連載が終わっても、漫画を続けているとは思います。
でも、
もしかしたら、他の道が、この先あるのかもしれません。
きっかけはいつどうなるか解らないのです。


綾峰はあれから漫画家になり、いろいろな人に助けられ、
いろいろな人に迷惑をかけ、
自分勝手なワガママなことをしてきました。
GBみたく奪り還えしたい過去もあります。
でも、今の綾峰は色々なことがあって創られています。
これからもきっといろいろあるでしょう。


今まで出会った人たちが綾峰を創ってくれました。
今までであった出来事が綾峰を創っているのです。
それはこれからも変わらないし、
いつもそれがきっかけなんです。


だから今はGBを頑張ろうと思います。


最後に・・・
あるテレビのおじいさんの台詞が綾峰の中にあります。
その方は画家で、もう80歳を越えた方でしたでしょうか・・・
日本の国宝になられた方ただと思いますが、
その方は言いました
「この年になって、サボったつもりはないのだけれど時間がたらない・・・」
おじいさんは遠くを見つめて微笑みながらつぶやきました。


綾峰はその言葉が忘れられません。
まだまだ遊んだり、サボったりしてます。
でもいつかこの人に近づきたい。
今はそう思っています。


話はこれで終わりです。
これでまたいつもの日々の駄文に戻ると思います(^^;
長々と、ありがとうございました。