マガジン７号！ - 綾峰欄人の日記

サイコバスターズの漫画は
マガジンSPECIAL・No３号、２月２０日発売号に掲載されます！
原作青樹佑夜、漫画は奈央晃徳(なお　あきなり）先生です！
お楽しみ下さい！

あと、携帯サイト『ガールズI』待ち受け画面用に
カラーを仕上げました！
配信はもう少し先になると思いますが、銀蛮夜桜です。
お楽しみ下さい（＾＾；

さて今日はきっかけ話はちょいとお休み。
マガジン７号の裏話です！

今回マガジンの前のほうに載っていたので
綾峰はビックリですよ！
久しぶりに、前のほう。進行よかったからかな？
でもこれも皆さんの応援のおかげです！
ありがとうございます！！

さて今回のオープニング。
原作には無いのですが、やりたかったので足させていただきました。
エリス初登場です！今まで、倒れてるか化物バージョンだけでしたので
ようやく描けてヨカッタヨカッタ（＾＾

エリスは花嫁姿で、埋葬されます。
弥勒一族のお嫁さんとして、最後に送る弥勒家の優しさだと思います。
色々亡くなった後の流れを考えたんですが、まあその結果です。

弥勒の話は女神の腕編から考えてました。
幼少の蛮と弥勒。
魔女の一族の事件。二人が戦わなければならない理由・・・
夏彦はエリスを愛していました。
その思いの誓いが今回のオープニングです。

現実に戻り、その誓いを再確認した弥勒夏彦。
そして蛮くんの左手を望む姿。
昔コナミさんのゲームで、蛮の必殺技に両腕でするスネークバイトをしたいのですが
という提案があったのですが、蛮のスネークバイトは右手だけなのでと
お断りしたことがありました。
今でこそいえますが、多分左は漫画で使うだろうと思ってたんで（＾＾；
で、その左がようやく使われる今回です。

ナッつんと蛮の過去。
舞台はドイツ時代です。蛮が７〜８歳ぐらいのお話かな？
７,８歳の割には大人の話してますね・・
まあ彼らが、一族を背負った立場で生きているためと思って下さい。
弥勒一族の話ですが、
弥勒は魔女を守るという立場の一族です。
力の無い魔女を、騎士が守るというRPGの定番設定ですが、
弥勒は代々ウイッチクイーンを守るという「掟」を背負って生きてきているのです。
その運命のため、弥勒の魂は「６人の魂」を備えて生まれてきます。
その一人一人が、剣技を極めることにより、
修行時間を短縮しているのです。
弥勒の場合だと、時貞は力、綺羅々は遠距離、椿は近距離、右京は曲技、
緋影は間合い、そして夏彦は技。
それぞれが極め統合されることにより、万能な最強剣士が生まれます。
それが今回で言う雪彦です。

弥勒一族は成人の日にその魂を一つにし、魔女を守るという『掟』につきます。
そのときに６人の魂は消え、一人の人間に統合される。
それが雪彦なんです。

今回の過去話は、定められた運命に翻弄される夏彦の思いと
このエリス事件により、弥勒一族としての運命が大きく変わる
お話です。

過去の話に戻りますが、真面目なナッつんとはうって変わって
相変わらずおちゃらけた蛮くん（＾＾；
チチの大きなおねえちゃんと、ショタは綾峰の考えたツッコミです（＾＾；
ショタとは正太郎コンプレックスの略です。
昔の漫画『鉄人２８号』の主人公正太郎君に萌えた女性のことが
理解できずにいた大人が考えた精神症候群の略称。
症候群としてまとめれば安心するのは
今も昔も変わらない大人のエゴです（＾＾；
ドイツにショタという言葉があるかどうかは知りません（−−；
どっちかというとペドになるのかな？

まあ置いといて・・・
夏彦はそれだけ蛮を信頼していたんですね。
エリスとの二人の思い出。楽しい思い出はそれぞれの思いに限定したくないので
サイレントで描いてます。
皆さんの創造で埋めてあげて下さい（＾＾

そして事件は起こります。
エリスの体に呪術師の紋様が浮かび上がります。
エリスは蛮が好きになっていました。
でも、エリスは蛮の呪われた運命を知っていまいます。
エリスに近づいたのは呪術師です。
蛮の呪いを解かないか？
エリスがブーディストとした契約・・
それは蛮の呪いを解くことだったのです。
でも言葉巧みに騙され、逆に蛮の存在を抹消しようとする
呪術師の思惑に利用されてしまいました。
それが今回の事件。

あなたの心が欲しかった・・・
その思いと優しさが、今回の事件を招いたのです。
優しさは時にワガママにもなります。
この人のために・・・とした事。
自分に振り向かせるとまでは思わなかったと思います。
ただ、蛮の心を楽にしてあげようと思ってやったことだと思います。
でも結果は自分の望むことではなかった。
逆に蛮を苦しめることとなった。
エリスが何度も謝るのは蛮の運命を自覚させる結果となってしまった償いです。

エリスはバケモノになるのを止められません。
自分の醜い姿になるのは蛮に見られたくなかったのは
最後の彼女のワガママかもしれません。
でも、蛮を殺してしまう前に自分を止めてほしかったんだと思います。

蛮はその願いに応えます。
その左手を持って・・・
蛮の左手は、エリスを殺します。そして邪馬人をも・・
今まで使わないでいるのは、左手が蛮のトラウマになっているからです。
夏彦に伝えたたかった思い。
血で互いを解ろうとするのは、戦うものしか解らないエゴです。
でも、最愛の人を殺された思い。
救うためとはいえ殺したことは事実。
言葉では多分補えないことは蛮は解っています。
人は言葉で納得するほどそんなに簡単なものではありません。
この戦いが二人の必然的な運命なのです。
これも仕組まれた、アーカイバの予言。

アーカイバの予言についてはおいおい描かれていくと思います。

さて・・
今回の蛇殺。蛇咬と違う表現をうんうん唸りながら描いてました。
何処が顔かわからないとも言われましたが、イメージは竜です。
化物は本当に大変だ・・・（−−；
でも夏彦を、殺したわけではないのであしからず。

来週はユッキー大活躍です！

今回左手の呪文は
メールにて青樹さんとやり取りしました。
こうかな、ああかなと送っていましたが、
一番大変だったのは、綾峰のパソコンプリンターが
インク切れで印刷されなかったこと（−−；

手書きで写してネームを書く。
うーん、便利なものを持っていても、綾峰の行動はレトロです。
ＣＤドラマがもうすぐ発売！
綾峰も楽しみです！！

Cinematic Sound Drama

GetBackers-奪還屋- 永遠の絆を奪り還せ！編2〜Bug’s Karma〜

発売が決定！

2006年1月31日

出演声優

　　　美堂蛮:神奈延年/天野銀次:森久保祥太郎/風鳥院花月:保志総一朗

　　　筧十兵衛:子安武人/雨流俊樹:小西克幸/鏡形而:櫻井孝宏