漫画家のきっかけ・その3

今日は色々と世の中が動いてましたね。
ホリエモンちの家宅捜索にマンション偽装問題の証人喚問。
後は宮崎事件の最終判決。
どれも大きな出来事だと思いますが、宮崎事件はタイムリーで見てきただけに
ようやくと言った感じです。
コメンテーターは色々言ってるみたいですが、
オタク=危険人物という思想は偏見なんで勘弁して下さい(−−;
オタクは基本的に真面目なんですから。



まあ・・そんなオタクの風当たりが一番強い時代を
子供時代に持つ綾峰です。
でもアニメは大好きでしたし、
中学の時代は日増しにオタクの世界に身を投じていってました。


話は高校時代です。
アニメは好きだけど、周りは進学校の生徒です。
無理して入った分だけ、話をひけらかすわけでもなく、
高校受験で勉強が終わったと思っていた綾峰にとって、
高校生活はあまり馴染めるものではありませんでした(−−;
入ったばかりは見るもの全てが新鮮なので、
暫くは良かったのですが、やる気がない分遊び心も底をつき
日々がなんとなくといった感じになっていきましたね・・・

勉強するも成績は落ちていき、というか回りが普通に出来る人ばかりなんで
当たり前なんですけどね。
唯一楽しみにしていたのは、中学最後に作った友達です。
運よく同じ高校だったので、放課後に会えることが嬉しかったのを覚えてます。
というか、それが楽しみで高校に行ってたもんですからね。


だからといって何もなかったわけではありませんし、
何もしなかったワケでもありません。
高校に入ってまた何かしてみようと、高1のときに部活に入ることを決めます。
中学はサッカー部にいました。
まあ集団生活と、体育会系が馴染めずに、最後の3年目で辞めたんですけど、
体を動かすことは嫌いじゃなかったのです。
というかむしろ大好き!


最初はサッカー部・・・とも思ったのですが、
まあ辞めた手前、同じ高校に入ったメンバーにばつが悪く止め。
サッカー部でのキーパーをしていたときが楽しく、球技大会で
ハンドボールが思いのほか気に入っていたので、
高校はハンドボールにしようかと、入部希望の紙を片手に
集合場所のクラスのドアを叩きます。


扉を開き、そこでみたものは髪型の気合が入った方々!
机の上に座り込み、一角を陣取る姿が目に入った途端に
扉はすぐに閉じられました。
ここは本当に進学校か?
そんなことを思いつつ、ハンドボール部これにて終了です(−−;


高校で楽しかった思い出は文化祭の巨大トトロの製作ですね(^^
中庭に竹でくんだ張りぼてを作り上げたんです。
その大きさは二階の渡り廊下を望むほど!
作り上げたときは満足感でいっぱいでしたよ(^^


トトロを作り上げた高校の文化祭。
これが綾峰にとっての第3のきっかけとなりました。


クラスにイマイチ馴染めていなかった綾峰は、
友達が入った部活に遊びに行きました。
部活名は科学部。
部室は理科第1教室だっけかな?
のびのびとしている友達の姿、温かい部室の雰囲気。
その教室に入ってすぐにここは良い所だなと魅かれていきました。
不器用にも回りと話しだし、心が安らぐ感じがする綾峰。


その時の笑い話は、明らかに先輩だろうという部員の人に敬語で話していると
俺、同学年なんだけど・・・と、軽く失礼を咬ましてしまったことかな(^^;
それが後の部長になる牧ちゃん!
あの時は本当にゴメン。悪気はまったく無かったのよ(^^;


この文化祭を境に綾峰は科学部所属に!
それからが高校生活の本当のスタートでした!


ここがほんとに変わりもんのオタク世界。
高校に行くのが楽しくて楽しくて!
そこだ集まったメンバーの影響で
急速にオタク絵の開花を始めていくのです(^^




綾峰がこの頃よく遊びにいってたのは、ケータの家。
このケータが漫画家への道へと大きく導いてくれた人でした。



当時、中学時代で漫画を書いていた友達も、
実はこのケータのメンバーに影響を受けていたらしく、
漫画の知識はこのケータ君から学んだことが多かったですね。
そして彼のうちにある漫画の単行本の数々。
これが綾峰の漫画の影響を受ける作家さんとの出会いでした。


作家さんの名前は片山愁先生。
始めに見たのは『ドラゴンフィスト』かな?
今までに綾峰の見たことの無い、少年漫画と、少女マンガの融合的な作品。
そのキャラクターに魅かれ、綾峰はこの方の模写をしまくりました!


その前にストーリーに惹かれてバイブルにしていたのは
佐々木淳子先生の『ダークグリーン
この方の模写もたくさんしてましたね。


さて、話は戻りますが、影響を受けまくり描きまくる綾峰。
でもそれだけの綾峰に衝撃だったのは、
ケータの投稿作品です。


当時の無線雑誌だっけかな?
俺載ったんよ!と見せてもらってビックリです。
雑誌に掲載させる彼の作品の数々。
自分の絵が雑誌に載る。
これは綾峰にとって衝撃的なことでした。
そして羨ましいと思う気持ち・・・



どうやって載るの?


これが綾峰が雑誌に載せるという思いの始まりでした。




今日はここまでにします。
明日は投稿に目覚める話から続けますんで・・・
明日は頑張らないと・・・締め切りが近づいてきましたよ(^^;